「竹の谷蔓牛 伝承と活用の新たな価値を未来へ」(DVD)の
完成報告と紹介
岡山県新見市に伝わる「竹の谷蔓牛」の魅力を伝える「竹の谷蔓牛 伝承と活用の新たな価値を未来へ」(DVD)を作成し、YouTubeへ公開しました。
動画の主な内容
蔓牛(つるうし)の歴史
晴れの国「岡山県新見市」で蔓牛を未来へ残そうとする人々の物語です。中国地方を起源とする蔓牛のルーツを研究する専門家に、役牛としての働きや蔓牛造成についての話を伺いました。江戸時代には、たたら製鉄で使う鉄や炭を運ぶ役牛として重宝され、その力強さと穏やかな性質が高く評価されていました。伝承の血を守る
竹の谷蔓牛を守り続ける繁殖農家を訪ねます。地元にはその系統牛を守ろうとする若者が放牧を始めています。調教技術を守る
牛を扱いやすくするために編み出された「調教技術」が、伝統として岡山県新見市に受け継がれてきました。
新見高校では、高等調教技術「碁盤乗り」が継承されています。竹の谷蔓牛(たけのたにつるうし)を未来へ
食のプロが「竹の谷蔓牛」の肉を試食し、その魅力を語っています。竹の谷蔓牛をテーマとした新見の未来を考える市民講座では、「竹の谷蔓牛の放牧」「赤身肉を食べてもらう」ことを観光資源(ガストロノミーツーリズム)にしたいという提案もありました。
この動画では、地域の歴史、文化、そして和牛の多様性を未来に繋ぐ「新見の宝である竹の谷蔓牛」が紹介されています。ぜひご覧ください。
企 画:竹の谷蔓牛活用推進協議会
制 作:株式会社農林放送事業団制作
